社会人になってからの5年間を振り返り、お金に対してどう思っていたかをつらつらと書きます。
結論、いまが一番お金との付き合い方が上手いと思っています。
「価値」を基準にし、良いと思ったら買う、人と比べない。こういう気持ちが大事だと気付きました。
社会人1年目(2016-2017) ~節約が一番~
公務員になり、現場で働きだしてからは夜勤・休日出勤と体力的に大変でした。
さらに初めての一人暮らしを始めた頃。
このとき、夜勤・休日出勤で手当が付いていたことで、手取りで20万円を超えることが多くありました。
そしてわたしは金の亡者になってしまったのです。
仕事は大変だった分、夜勤明けの日は家でひたすら寝ていたので、お金は貯まる一方でした。
体力のある同期が、仕事終わりに遊びに行く姿を横目に、家に直行。
給料日に銀行のアプリを確認し、貯まっていく預金を見ながらにやにやするタイプでした。
社会人2年目(2017-2018) ~結婚・貯金への決意~
結婚が決まっていたこともあり、夜勤のない部署に異動になり、手取り激減。
(冷静に考えればありがたいことに)残業はゼロ。
手取りは17万円くらいでした。
結婚式、新婚旅行とお金を使うイベントがたくさんあり、お財布も夫婦で一緒にしたことで、度の超えた節約生活から脱却しました。
とはいえ、夫婦共に散財するタイプではなく、お金が貯まるスピードが上昇し、貯金を頑張っていきたいと決意。
社会人3年目(2018-2019) ~コツコツ貯金時代~
相変わらず貯金を頑張っていました。
が、共通の趣味(楽器演奏)へお金を使うことには寛大で、演奏会への参加費などは共通口座から引き出していました。
社会人4年目(2019-2020) ~お金の使いどころが極端だった1年~
仕事の都合で関東へ単身赴任。
関西に残っている夫に会いに、月2~3回新幹線で帰っていました。
そのときの出費は思い出したくありません…。
関東の職場へは、公務員宿舎(月1万円)から片道2時間かけて通っていました。
住む場所と自分の時間を妥協する代わりに、安さを求めていたと言えます。
関西へ1年で戻れることが決まった翌日、夫に海外駐在の打診あり。
社会人5年目(2020-2021) ~シンガポール新生活、必要なものにだけお金を使い、投資を始める~
この1年は予想していない出費がたくさんあったので、ほぼ管理できていません。
というのも、賃貸マンションを早く引き払ってしまったせいで、数ヶ月ホテル暮らしをしていました。
狭いビジネスホテル暮らしが限界に達し、マンスリーマンションに移動。
お金よりも快適に暮らすほうが大事だ、という結論になりました。
そしてシンガポール生活開始。物価が高く、個人で常識的に節約できる範囲が知れているので、「節約すること」は意識しないことにしています。
ただ、外食は少ない方で、食材も最低限の衛生面だけ気にして、日本産にこだわった買い方はしていません。
ストレスを溜めない満足度の高い生活ができていると思います。
さらに投資を始めたことで、ものの価値の見極めがよりシビアになりました。
唯一の心残りは、日本にいるうちに投資を始めておくべきだったということです。
が、今嘆いても仕方がないので、帰国したら日本の証券口座を開設したいと思います。
思い出作り、やりたいこと、楽しいこと、スキルアップのための自己投資をもっと上手くできるようになれたら最高だと思っています。
資産を増やすことだけに囚われず、さらにお金との付き合い方を磨いていきたいです。