シンガポールは「デジタル大国」だとわたしは思います。
思いつく限り並べてみると、こんな感じです。
Singpassアプリ
身分証アプリ。他にも運転免許証の表示が可能。
（またシンガポール政府のサービス利用や金融系の新規登録の際、Singpassと連動するので、細かい個人情報を入力する必要なし）
Trace Togetherアプリ
コロナ接触追跡アプリ。ワクチン証明証表示。
ワクチンを打った後の情報、病院でPCRやARTテストを受けたら即座に結果が反映されます。
日本のCOCOAは機能していませんが、シンガポールのTrace Togetherは無いと生活できません。
（スマホを持っていない人向けには、たまごっちのような見た目のトークンというものがあります。建物・レストラン入場時にワクチン証明代わりとなります。）
PayNow
手数料無料の送金アプリ（相手の電話番号/企業であれば登録番号宛に送金する仕組み）。
シンガポールのメジャーな銀行（アプリ）で使用でき、銀行間をまたぐ送金も可能。
例えば複数人で食事に行ったとき、ひとりがカードで決済し、あとでその人宛にPayNowで支払うのがスタンダードです。
また、英会話教室での授業料もPayNowが決済方法の選択肢のひとつになっていました。
SimplyGo
公共交通機関をクレジットカードやスマホで利用できるサービス。
対象のカードを登録すれば、地下鉄やバスに、カードやスマホをかざすだけで乗車できます。
一度使い始めたら交通カードに戻れないくらい楽です。
タッチ決済
クレジットカードや、カードを登録したスマホでレジでかざすだけで決済できます。
これは日本でもカードによっては可能ですよね。
タイトルにあるApple Watchはいつ出てくるんだ、と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
Apple Watchはタッチ決済、地下鉄・バスへの乗車でものすごく便利なんです。
クレジットカードを財布から出さなくても、タッチ決済で支払い。
交通カードを出さなくても、（SimplyGoを設定しておけば）タッチで乗車。
いまはコロナでみんなマスクをしていますよね。
iPhone顔認証のモデルを持っている人は、決済・乗車の際にマスクをいちいちずらして顔を認証する必要があります。
Apple Watchであれば顔認証不要なので、手間なく使うことができます。
シンガポールでは5人に1人くらいが使っている気がします。
日本だと、Apple製品好きが買っているイメージでしたが、シンガポールでは便利さもあってみんな使っているようです。
ちなみに個人的に好きなApple Watchの使いみちは「タイマー」です。
ちょっと集中して作業したいな、という時にワンタッチでタイマー設定ができ、音が鳴らず振動だけでタイマー終了を伝えてくれるところがいいですね。
あとはLINEが来たときに手元で出だしを読めるのも便利です。
高級腕時計好きの方には申し訳ありませんが、数万円でApple Watchを買ったほうが出来ることが多くて便利だよな～と思ったりします。
