シンガポールでは最近お祭りムードが漂っています。
日本とシンガポールの祝日の違い
シンガポールでも日本のように祝日がありますが、その数11日。
日本は16日もの祝日があるので、相当少なく感じます。
こうやって比べてみると、日本は分散されていて、ほどよく連休になっているのが素晴らしいですね。
日本人には馴染みのないお祝いが多く、シンガポールに来て初めて知った祝日がほとんどでした。
発祥もそれぞれ異なり、中華系76%・マレー系15%・インド系7.5%(外務省データ)の多民族国家であることが分かります。
シンガポールの祝日
1/1元日
日本と同じく祝日は1/1だけですが、シンガポールでは本当に1/1しか休みになりません。
12/31まで仕事し、1/2から仕事再開です。
旧正月が本番なので、元日にはそれほど力を入れないのではと思っています。
2/1~2/2春節(旧正月)
本場中国の春節(旧正月)は2/1。中国では1/31~2/6までの7日間が春節連休です。
なんと例年は帰省や旅行などで約30億人が移動するとのこと。
シンガポールでもチャイナタウンを筆頭に、お祭りムードに。
ショッピングモールなどでも工夫をこらした飾り付けが楽しめます。
4/15グッドフライデー(イースター)
グッドフライデーはイエス・キリストが十字架にかけられた日。そしてその後キリストが復活した日が「イースター(復活祭)」となります。
5/1レイバーデー(メーデー)
労働者の祭典。日本でも会社によっては休日になっているかもしれません。
5/3ハリラヤプアサ(断食明け)
イスラム教が発祥。1ヶ月の断食明けを祝うお祭り。
ゲイラン・セライという場所では、道沿いにイルミネーションなど、お祭りの雰囲気が味わえます。
5/15べサック・デイ(仏誕祭)
釈迦の誕生、成道、入滅を記念する日。お供えしたり、仏像に「水掛け」したりするそうです。
7/10ハリラヤハジ(犠牲祭)
ヤギや羊などの家畜を神に捧げ、分配するという伝統があります。こうして神に対して忠誠心を表します。
8/9ナショナルデー
シンガポールが1965年8月9日にマレー連邦から独立し、以降この日はナショナルデーとして国全体でお祝いする日となりました。
例年、パレードや戦闘機の航空ショーが行われたり、どの家でも国旗を掲げていたりと、どのエリアにいてもその雰囲気が感じられます。
10/24ディーパバリ(光の祭典)
悪に対する善(光)の勝利を祝福する、ヒンドゥー教のお祭り。リトル・インディアではきらびやかなイルミネーションが行われます。
12/25クリスマス
説明するまでもありませんね。
このように、どこへ行ってもクリスマスムードが味わえ、活気が感じられます。
2022年の春分(旧正月)
さて、世間は2/1の旧正月に向けて着々と準備が進んでいます。
ショッピングモールもこの通り。クリスマスツリーが撤去されて、今年の干支・寅をモチーフにしたデコレーションが始まっています。
また、旧正月のための飾りや料理などもずらり。
なかなかシンガポールにしてもこういった行事に参加することは難しいのですが、街の雰囲気を見ているだけでも異国感を味わうことが出来ます。
日本にいると、祝日の恩恵を受けているものの、今日が何の祝日なのかは興味ない、と思うことも少なくありませんでした。
ですが、海外ではそれぞれの祝日を盛大に祝うことが多いです。こういうところが海外暮らしの楽しいところ、なのかもしれません。