ほとんどホーカーセンターに行かないわたしですが、3ヶ月ぶりくらいにローカルフードに挑戦しました。
かき氷の一種である、「チェンドル」(チェンドル・スノーアイスとも言う)です。
Old Amoy Chendolで「チェンドル」を注文
チャイナタウン・コンプレックスの2階ホーカーにある、このお店。
Old Amoy Chendol
335 Smith St, #02-008, Singapore 050335
チェンドル専門店、しかも1種類しか置いていません。
友達曰く「ここはシンガポールで一番美味しいチェンドルだと(シンガポール人の)彼氏が言ってた」そう。
その時はチェンドルって何?状態だったので連れられるがままに注文すると…
出てきたのはこれ。
「!?」
なかなかの見た目。
友達はチェンドルを何度も食べているらしく、「美味しそう~」と言っていました。
なんだろうこの緑のぷるぷるしたやつは。どんな味なのか1ミリも想像できない…。
しかし注文した手前、残さず食べなければ。
チェンドル(Chendol)とは
かき氷にココナッツミルクとパームシュガー(黒蜜)をかけ、チェンドル(緑色のぷるぷる)と小豆がトッピングされているローカルスイーツ。
緑色のぷるぷるしたゼリーは、パンダンリーフ(東南アジアのバニラと言われる)から作られます。
パンダンリーフは様々な食品に使われており、シンガポールのローカルフードとしても有名な「カヤトースト(カヤジャム)」、「パンダンケーキ」などが有名です。甘い香りを持ち、天然着色料として使われるそう。
確認したら、ちゃんと「地球の歩き方」にも載っていました。
肝心のお味は? 和テイストで美味しい
意外ですが、美味しいです。
シンガポールは暑い国なので冷たいスイーツがぴったり、というのと、主張しすぎないココナッツミルクと黒蜜の甘さがちょうど良い。
パンダンリーフのゼリーの味はあまりなく、むしろ食感を楽しむために入っているように思います。
黒蜜と小豆が美味しく、奇抜な味というよりは和スイーツでした。
これでS$2.5(≒200円)。ホーカーセンターだけあって、めちゃくちゃ安いです。
実はわたしはココナッツが苦手で、それもあってローカルフードに挑戦しづらいのですが、このチェンドルのココナッツミルクはとても美味しくいただけました。
見た目のインパクトとは裏腹に、あんみつに似た優しいお味です。
ぜひお試しあれ!
きっとシンガポールのローカルフードとしての知名度はまだまだ低いので、知っている人は少ないのではないでしょうか?
コロナが明けて旅行できるようになったら、シンガポールでぜひ試してみてください。