読書や自習をする場所を求めて、シンガポールの図書館に行ってみました。
半年ほど前にも覗いてみたことがあるのですが、利用方法が分からず、居心地が悪くなってすぐに退散した経験があります。
気を取り直して再度訪れたところ、お気に入りの場所になったのでご紹介します。
※2022年6月某日、残念なことに自習スペースが会員のみの予約制となりました。(2022年6月23日 記事訂正)
シンガポールにお住まいの方の中には、「シンガポールの図書館に行ってみたいけど、日本語の本は置いてる?誰でも使えるの?」
といった疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
結論としては、日本語の本は置いていない(見つけられてないだけ?)けど、誰でも無料で使えます!
(本の立ち読み、イスのみのエリアは誰でも利用可。)
ただし本を借りる際には有料の会員登録が必要です。さらに、自習スペースを利用するときにも会員登録をしている必要があります。
- 家に引きこもってばかりいて、やることがない(駐在妻あるあるかも)
- ゆっくりしたいけれど、カフェは高い…無料で使えるところを探している
- 家で勉強しようとすると誘惑が多すぎて、捗らない
こんな人にはオススメの利用場所です。
シンガポール図書館@ハーバーフロント
シンガポールには27箇所の図書館があります。
他の図書館へはまだ行ったことがないので、比較はできません。
アクセス
ハーバーフロント駅直結のVIVO CITY(ショッピングモール)内にあります。
2階にあるダイソーや映画館の近くのエスカレーターを上ってすぐ。
「library@harbourfront」
1 HarbourFront Walk, #03-05 VivoCity, Singapore 098585 (3階)
営業時間:毎日 11:00~21:00
そのほかの図書館
それぞれ開館時間や、細かいルールが異なる場合がありますので、ホームページにてご確認ください。
料金(本を借りる・自習スペースを予約する場合は有料の会員登録が必要)
- 外国人:登録料S$10.50、年間費S$42.80
- シンガポール国籍・PR保持者:無料
詳しくはこちらから。
National Library Board > Visit > Getting Oriented > Membership
自習スポット(2022年6月から会員のみ・予約制に)
平日の朝から学生らしき人の姿もあります。みなさん勉強していたり、パソコンやiPadを開いて作業しています。
パソコンが置いてあるエリアもあり、インターネットや電子新聞も読めたりするそう。
特にVIVO CITY内の図書館は解放感があります。集中力が切れて顔を上げると、海の向こうにセントーサ島が見える!
こんなオフィスで働いてみたい…とちょっと願望すら芽生えました。
唯一残念なのは水以外の飲み物がダメなところ。
本にうっかりコーヒーなんかをこぼしてしまうと大変なので、これは当たり前といえばそうなのかもしれません。
コーヒー片手に、カフェのような気分で使う場所ではないですね。
勉強のため長時間滞在する予定の方は、冷房で少し冷えるので羽織を持っていくのがベターです。
※2022年6月某日から、自習用の席(テーブルがあるところ)が予約制になりました。予約するためには会員としてログインする必要があり、登録料・年会費がかかります。
館内の写真
白を基調としたデザインで、すっきりとした感じ。子供向けゾーンと、大人・ティーン向けゾーンに分かれています。
充電スペースもあります。
利用してみた感想
図書館といえば本を借りるところ。ですが、本を借りるには年会費がかかります。
また、日本語の本は置いていないので、英語の本を貸出期限内に読むことができるか…。
わたしにはハードルが高かったので、今のところ会員にはなっていません。
自習スペースを引き続き利用するため、会員になりました。せっかくなので、本も借りてみたいな、と思っています。
本は大好きなので、日本語の本があったら何時間でも楽しめそうだったのに残念です。
ただ、資格や語学の勉強のために、こういった無料で使える場所はとっても貴重。
残念ながら、会員でなければ席の予約ができないので、実質有料になってしまいました。(本の立ち読み、イスのみのエリアは無料のまま)
ただ、登録料と年会費を合わせて12ヶ月で割ると、ひと月あたりS$4.4。これを高いと捉えるか、安いと捉えるかは人それぞれです。
カフェに行くよりも割安で、お金を払っているプレッシャーもあるので、わたしはこれからも通い詰めたいと思います。