メインの目的は、本を借りるためではなく、勉強スペースを確保するため。…のつもりでしたが、他にも会員限定のサービスがいろいろありました。
以前書いたこちらの記事もよろしければご覧ください(2022年6月23日訂正)。
シンガポール図書館@ハーバーフロント
シンガポールには27箇所の図書館があります。
アクセス
ハーバーフロント駅直結のVIVO CITY(ショッピングモール)内にあります。
「library@harbourfront」
1 HarbourFront Walk, #03-05 VivoCity, Singapore 098585 (3階)
営業時間:毎日 11:00~21:00
そのほかの図書館
それぞれ開館時間や、細かいルールが異なる場合がありますので、ホームページにてご確認ください。
料金(本を借りる・自習スペースを予約する場合は有料の会員登録が必要)
- 外国人:登録料S$10.50、年間費S$42.80
- シンガポール国籍・PR保持者:無料
詳しくはこちらから。
National Library Board > Visit > Getting Oriented > Membership
自習スペースの利用について
実質会員のみが使えるスペースに変更
集中して静かな環境で勉強・読書するのに、図書館がオススメだと以前記事にしたのですが…。
6月某日、突然この勉強スペースが予約制になってしまいました。
利用したい時間と場所を選択し、事前に予約が出来るため、図書館に着いたら席が空いてなかった、という悲劇はなくなります。
ですがこの予約システム、会員でなければ使えないのです。
会員になるためには、外国人の場合、登録料S$10.50、年間費S$42.80がかかります(合計S$53.3≒5100円、S$1=97円換算)。
月々で割るとS$4.4(≒430円)です。
家だとだらだら過ごすだけ、カフェに行けば毎回5ドルはかかる…。
料金と自分の怠惰さを天秤にかけた結果、必要経費だと思って会員になることに。
予定を作るために予約する
また、図書館に行きたかったのはもう一つ理由があって。
駐在妻・専業主婦で共感してくれる方も多いのではないかと思うのですが、日中の予定を作ることのなんと難しいことか。
もちろん食品を買いに行かなきゃ、日用品を買わなきゃ、といったタスクはあります。
ですが、「この日のこの時間に予定が入っている」という状態がほぼ無いのです。
人はどこまでも自堕落な生活を送れるもので、だらだらと生産性のない時間を無限に過ごせる、と身をもって実感しているところ。
図書館は前日に予約可能になるので、この時間に行く!と決めていれば翌日のスケジュールが埋まります。
ちゃんとした予約システムなので、チェックインをしないと予約が取り消される仕組み。遅刻防止にも良いですよね。
会員限定のお得なサービス
会員登録をして感じた一番のメリットは書いたとおりですが、実はシンガポールの図書館会員限定のお得な制度もあります。
それは図書館会員としてログインすることで、書籍アプリのサービスを無料で使うことができる仕組みです。
Pressreader
新聞や雑誌を扱っているアプリで、たくさんの電子雑誌が読み放題。
言語から「日本語」を選べば、日本の雑誌(主にファッション雑誌)も読めてしまいます。
Libby, by OverDrive
登録している図書館の電子書籍を簡単に借りることができたり、オーディオブックを利用できるというもの。
こちらは見たところ英語のみですが、子供用の本もあるので、英語学習に役立ちそうな気がします。
オンライン会員カードがあり、アプリ上でのeBook図書館のようなイメージです。
まとめ
ひと月S$4.4(≒430円)と考えると、コスパも悪くないと思えてきます。
せっかくお金を払っているのだから、とことん使い倒す気持ちで利用しないともったいない!
シンガポールにお住まいの方で、興味のある方は会員登録を検討してみてはいかがでしょうか。
図書館の自習スペースについての記事はこちら。