シングの2作目、「SING2(シング:ネクストステージ)」の英語版を読破。
約1ヶ月で138ページを読み切りました。原作ではなく、映画を小説化したものになります。
読みながら気になった単語や表現をメモしていたので、振り返りながらご紹介します。
あらすじ
SING(前作)では、動物たちの住む街にある劇場を守るべく、コアラのバスター・ムーンが奮闘。
その続編となる2作目では、バスター・ムーンが大きな夢を抱きます。それは、エンターテイメントの聖地であるレッド・ショア・シティで新しいショーを披露すること。
経営者を説得するため、隠遁している伝説のロック歌手クレイ・キャロウェイを連れてくるととんでもない提案をしてしまいます。
劇団員の仲間と共に、ショーを成功させるため困難を乗り越えていく物語です。
日本語でも同じ!和製英語かと思っていたけど実は違った英単語
limousine
リムジン
Mr. Crystal ordered from the back seat of a long limousine racing through the streets of Redshore City.
(クリスタル氏は、レッドショアシティの通りを走る長いリムジンの後部座席から要請した。)
scout
スカウト、偵察
smoothie
スムージー
curtain call
カーテンコール(ショーなどで、終幕後に観客が拍手喝采して役者たちをステージに呼び戻すこと)
The cast took curtain call after curtain call, bowing again and again.
(キャストはカーテンコールに次ぐカーテンコールをし、何度も何度もお辞儀した。)
おもしろいイディオム・意味を知らなかった表現
how come~?
どうして、なぜ
似た表現として「Why~?」がありますが、「How come~?」のほうは(自分の想定と違って)驚いたときに使われます。フォーマルな場では使えません。
語順も異なり、「How come+主語+動詞」の順になります。
If you're in a real show, how come you don't have a choreographer?
(実際のショーに参加しているのなら、どうして振付家がいないのですか?)
So did ○○.
(同意・同調を表す)○○も~した。
'I love sushi.' (お寿司が大好きです。)
'So do I.' (わたしもです。)
Me too.(カジュアルな表現)と同じ意味ですが、こちらはビジネスシーンでも使えます。
前の文の形に応じて、So do I. /So did I. / So am I.など変化します。
この表現、英語のドラマなどを見ていても多用されています。知らないとあまり気にもとめない表現ですよね。
lose track of time
時間を忘れる
I was practicing and lost track of time.
(練習していて時間を忘れていました。)
Take five.
5分休憩する。短い休憩を取る。
Let's take a five-minute break. の略。
That’s a bit forward.
積極的ですね。
’I don’t want to be too forward, but how old are you?’
(失礼ですが、あなたは何歳ですか?)
このように、否定形にして前置きのように使うこともできるようです。
put a pin in that
保留にする
it might be better if we just put a pin in this right now.
(今はこの問題を保留にしておくほうが良いかもしれません。)
cut out for
~に向いている
「切り取る」の意味である「cut out」を用いて、「~のために切り取られた」と訳すことができます。つまり、それにぴったり合ったものということで、「~に向いている」という意味になります。
ほかにも…初めてみた単語
woe 災い
awe 畏敬の念
shush 静まり返った
choreographer 振付家
legit ホンモノ
riffraff 下層民
bullhorn 拡声器
trunk 象の鼻
run-through 通し稽古
resume 再び始める
sob すすり泣く
humiliate 恥をかかせる
lavish 豊富な、惜しみない
英語読書法
わたしなりの読書法は、
- 声に出して読む
- おもしろいと思った単語をメモする(※ページ数も)
知らない単語の読み方は自己流ですが(面倒で全部は調べていない)、目で見て、耳で聞いて読んでいくのでストーリーが頭に入ってきやすいです。
ページ数もあわせてメモしておかないと、あとから作中でどんな使われ方をしていたか探すのはもはや不可能。特に英語だと、ぱらぱらめくったくらいでは見逃す自信しかありません。
いちばんはじめに「星の王子さま」を読んだときに比べ、英語の本を読むスピードが上がってきました。また、英語音声のドラマやアニメを見ていても、知っている表現が増えたような。
これまでに読んだものは「星の王子さま」、「チャーリーとチョコレート工場」、「チャーリーとガラスの大エレベーター」、「ハリー・ポッターと賢者の石」、「ハリー・ポッターと秘密の部屋」、「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」。
どれも話がおもしろく、英語読書としては最適な本でした。
残念ながら会話で使えるほど身についてはいませんが、それでも大きな成長だと思います。
シンガポール国立図書館の会員にもなったことだし、そろそろ英語の本を借りてみようかな、と考え中です。