シンガポールから飛行機で3時間、インドネシア バリへ行ってきました。
前回の記事では楽しかった思い出だけをピックアップしましたが、実はトラブルだらけの旅でした。
「そんなミスしないよ!」という方も、「トラブルは回避したい」という方も、読んでいただき、いつか旅行するときに思い出してくれたら嬉しいです。
旅慣れていない(特に海外)ため、とにかくトラブルが多発。
学びの多い旅行となり、今後活かしたい教訓がたくさん得られました。
- トラブル①:時計が止まって大慌て
- トラブル②:データローミングで大失敗
- トラブル③:ぼったくりタクシーだらけ?空港からホテルへ
- トラブル④:空腹でひもじい思い・・・
- トラブル⑤:現金が足りず思うように動けない
- 一周回ってシンガポールが好きになった、今回の海外旅行
トラブル①:時計が止まって大慌て
朝8時に家を出るつもりで準備開始。
のんびり朝ご飯を食べていたのですが、しばらくして見てもまだ7時半。
時計、止まってました。
幸先悪いな~なんて思っていましたが、思い返すとこんなのはまだ序の口でした。
トラブル②:データローミングで大失敗
バリの空港に着いたあと、タクシーを呼ぼうとアプリを使うためにデータローミングONに。
そこへSingtel(シンガポールの通信会社)から、SMSでメッセージ。
「?? 50ドル(≒5,000円)チャージされたってこと?」
と、都合の良い解釈をしてしまったのが運の尽き。
というのも、夫が以前海外出張に行ったとき、特に設定せずに使えたと聞いていたので、あまり疑問に思わなかったんですよね。
なぜか海外の通信会社ではそれが普通なのだと思い込んでいました。
するとさらにメッセージが!
『500ドル分(≒50,000円)の通信です。』
5万円が1分で飛びました。
はじめのメッセージをちゃんと読まず、そもそも海外でのデータ使用についてちゃんと調べずにいたのが悪いのですが、5万円は痛すぎる・・・。
1MB25ドル(≒2,500円/MG)という、法外な金額で支払い要求が来ました。1ギガじゃなくて1メガですからね。
夫が海外出張で使ったときは、会社支給の携帯だったため、もともと海外対応のプランになっていたようです・・・。
初日の空港でやらかしてしまい、かなり落ち込みました。
Singtelを海外で使う場合は、事前に1DAYデータや、1GBごとのデータ購入が必要だったそうです。
みなさんお気をつけください。
トラブル③:ぼったくりタクシーだらけ?空港からホテルへ
トラブルは立て続けに起こるもので、まだ空港の中での出来事です。
配車アプリ(Gojek)でタクシーを呼ぼうと、操作していたのですが・・・。
空港からピックアップしてくれるタクシーがヒットせず。
タクシーはアプリが使えるから便利と聞いていたのに、と想定外のことに意気消沈。
後で調べてみると、観光大国・バリではタクシー同士の暗黙のルールがあるみたいで、空港はじめいくつかの観光地にはGojekが迎えに来れないようになっているとのこと。
送り届ける分には大丈夫だそうです。また、ある程度観光地から離れた場所まで歩けば捕まることもあるらしいのですが、よく分かりません。
Gojekは料金が最も良心的で、行き先も事前に登録するため、料金が提示された状態で乗ることができます。つまり、ぼったくられる心配がなく、料金も安い。
客引きタクシー運転手には、目障りな存在ですよね。
空港には客引きのタクシーだらけでした。料金も高い・・・。
諦めて乗ってしまえばよかったのですが、安いタクシーを探してうろうろしている間に、体力・精神はどんどん削られていきます。
結局タクシー乗り場の「公式タクシー案内所」的なところで配車をお願いしたら、そこそこの値段でホテルまで行くことができました。
トラブル④:空腹でひもじい思い・・・
飛行機到着が13時過ぎ。空港内で入国管理の行列に並んだりしているうちに、15時に(この待ち時間もしんどかった)。
さらにタクシートラブルなどもあり、ホテルに着いたのが16時半。
機内では機内食もなかったので、お昼を食べ損ねたまま、ここまで来てしまいました。
このあとのレストランでは、オーダーから料理が出てくるまで40分待たされました。
ランチタイムから外れてしまったので時間がかかったのだと思われます。
度重なるトラブルに空腹も相まって、ライフはほぼゼロ・・・。
口には出さなかったものの、夫も心のなかで「もう帰りたい」と思っていたはずです。
トラブル⑤:現金が足りず思うように動けない
今回、約1万円分を事前に換金していました。
というのも、タクシーはアプリ内でクレジットカード決済だし、ほとんどの場所でクレジットカードが使えると思っていたので、せいぜい使うのは市場でのお買い物くらいかと。
ところが結局、配車アプリは使わず(初日のトラウマ)、ホテルで手配してもらったタクシーを利用することになりました。
タクシーは「現金のみ」の支払いしか受け付けておらず、全然現金が足りないという事態に。
両替所では、「現金から現金への両替」がスタンダードで、「クレジットカードから現金(インドネシアルピア)」はできないことも多いとか。
普段クレジットカードしか使わないので、シンガポールドルも現金では5000円分しか持っておらず・・・。
最終日は別の観光地を巡っても良かったのですが、現金がないために、徒歩でまわれるところのみ散策することになりました。
帰りの空港行きのタクシー代を残しておかないといけなかったので、常に財布の中身を気にして過ごしたのも辛かった・・・。
コンビニで現金を使って水を買うことも躊躇うほどでした(コンビニでは1000円以下の支払いは現金のみ対応)
一周回ってシンガポールが好きになった、今回の海外旅行
もともと日本が一番、という考えの夫婦。海外に住んでいながらも、日本に帰る日を待ち遠しく思っていました。
ところが今回の旅、たった3日間で、いろんなことがありました。
もちろん楽しかった面もあったのですが、やはりトラブルが多かったのも事実。
家路につきながら、シンガポールがまるでホームかのような気持ちになっていました。
1年半も住んでいると「シンガポール=海外のスタンダード」と錯覚してしまっていたところもあったと思います。
シンガポールが、いかに発展していて、清潔で、住みやすいか、帰国とともに痛感しました。
とはいえ、こういった文化の違いを感じたり、予想外のことが起きるのが「旅の醍醐味」ですよね。
ブログや話のネタにもなったので、ポジティブに捉えることにします。