カルチャーショックを受けた出来事があったので、聞いてください。
先日、給湯器から水漏れしていることが判明し、業者さんを手配してもらいました。
我が家の給湯器は天井に設置されているらしい。
やってきた業者さんは、天井のカバーを外して眺めたあと…まわりをノコギリで切断しはじめました。
「!?」
夫とふたりで、声も出ないほどの衝撃。
(この家、賃貸なんですけど…。会社からのお金で住まわせてもらってるんですけど…。退去のときオーナーさんになんて言おう…。)
為すすべもなくただ黙って見つめることしかできませんでした(念のため証拠として写真やビデオでは撮影)。
左の正方形の穴はもともと点検用にあけてあるもの(エアコン点検などでも毎回あけて確認)。
給湯器本体を交換するとのことで、給湯器内にある水を捨てる作業。
(ホースからめちゃくちゃ水漏れてる…!バケツで受けた方がいいのでは?
それになんか言い争ってるようにも見える(業者間の話はすべて中国語)…。
しかも我々に一切何の説明もなくどんどん作業は進むし、何の断りもなく水回り使ってるし、どういうこと?)
これが海外か…と洗礼を受けた気分で眺めていること1時間。
なんやかんや終わって、さっきノコギリであけた穴から給湯器を回収し、新しい給湯器を設置。
でも、ここからがすごかったんです。
正直なところ、海外の業者さんを侮っていましたが、彼らはプロ。
穴を塞ぐために、元の素材と同じ板を固定し、パテで周りを塗り固め、そして最終的に…
ノコギリであけた穴が嘘みたいに消えていました!
まだこの写真はパテが乾いていないけど、今では完全にどこかわからないほど。
やり方は日本で考えられないほど大胆で、仕上がりは完璧。
終わりよければ全てよし、なんですが…久しぶりに、ここは海外なんだなぁ…と実感した出来事でした。
(英語日記はお休み)