シンガポールで人生の休暇を謳歌する、ふねさんの日記

シンガポール駐在妻です。がんばります。

海外暮らしの洗礼!? 家に来た業者さんの大胆な修理方法に唖然。

カルチャーショックを受けた出来事があったので、聞いてください。

 

先日、給湯器から水漏れしていることが判明し、業者さんを手配してもらいました。

我が家の給湯器は天井に設置されているらしい。

 

やってきた業者さんは、天井のカバーを外して眺めたあと…まわりをノコギリで切断しはじめました。

「!?」

夫とふたりで、声も出ないほどの衝撃。

(この家、賃貸なんですけど…。会社からのお金で住まわせてもらってるんですけど…。退去のときオーナーさんになんて言おう…。)

為すすべもなくただ黙って見つめることしかできませんでした(念のため証拠として写真やビデオでは撮影)。

左の正方形の穴はもともと点検用にあけてあるもの(エアコン点検などでも毎回あけて確認)。

f:id:funesan_sg:20220102213303j:plain

 

給湯器本体を交換するとのことで、給湯器内にある水を捨てる作業。

(ホースからめちゃくちゃ水漏れてる…!バケツで受けた方がいいのでは?

それになんか言い争ってるようにも見える(業者間の話はすべて中国語)…。

しかも我々に一切何の説明もなくどんどん作業は進むし、何の断りもなく水回り使ってるし、どういうこと?)

これが海外か…と洗礼を受けた気分で眺めていること1時間。

なんやかんや終わって、さっきノコギリであけた穴から給湯器を回収し、新しい給湯器を設置。

f:id:funesan_sg:20220102213359j:plain

(今回の修理の原因である水漏れの箇所ではなく)交換の最中は床が水浸し…

f:id:funesan_sg:20220102213730j:plain

 

でも、ここからがすごかったんです。

正直なところ、海外の業者さんを侮っていましたが、彼らはプロ。

穴を塞ぐために、元の素材と同じ板を固定し、パテで周りを塗り固め、そして最終的に…

ノコギリであけた穴が嘘みたいに消えていました

まだこの写真はパテが乾いていないけど、今では完全にどこかわからないほど。

f:id:funesan_sg:20220102213749j:plain

 

やり方は日本で考えられないほど大胆で、仕上がりは完璧。

終わりよければ全てよし、なんですが…久しぶりに、ここは海外なんだなぁ…と実感した出来事でした。

 

(英語日記はお休み)