格式高いラッフルズホテルにある、「ロングバー(Long Bar)」。
数あるシンガポールのバーでも有名で、観光地としても外せないスポットになっています。
元祖シンガポールスリングと、ノンアルコールのスリングで乾杯しました。
シンガポールスリング(Singapore Sling)とは?
チェリーブランデーやパイナップルジュースを加え、トロピカルな味わいを楽しめます。
シンガポールスリングの始まりは1915年。
当時、エチケットとして女性は公共の場でアルコールを飲むことが許されていませんでした。
そんな女性たちのために、フルーツジュースに似せて作られたのが、シンガポールスリングです。
ロングバー(Long Bar)
シンガポールスリングといえばロングバー。
というのも、ロングバーはシンガポールスリング発祥の地であり、「元祖シンガポールスリング」を堪能できるバーとして知られているのです。
ラッフルズホテルは、歴史のある超高級ホテル。
宿泊者でなくても、ロングバーを利用することが可能です。
ラッフルズホテルをぐるっと回るとロングバーの看板が。お店は2階にあります。
アクセス
シティホール駅から徒歩5分。
「Long Bar(ロングバー)」
Beach Rd, 1, Singapore 189673 (2階)
営業時間:[毎日]12:00~22:45 (予約不可)
休日の夜に訪れたところ、20分ほど外で待ちました。行列の中には子供連れの方も。
入り口でバーテンダーがシンガポールスリング片手にお出迎え。
メニュー
The Original Singapore Slingが名物。
他には、ビールやカクテル、ワイン、ノンアルコールカクテルも。
こちらから紙のメニューと同じものが画像で確認できます。
オーダーしたもの:シンガポールスリング、ティートウタラースリング(ノンアルコール)
The Original Singapore Sling (S$37≒3700円、S$1=99円換算)
Teetotaller's Sling (S$16≒1600円 ※ノンアルコール)
シンガポールスリングのノンアルコールバージョン。お店の人に聞いて確認しました。
左がシンガポールスリング、右がノンアルコールスリング。
シンガポールスリングはなんと1杯S$37。
ロングバーに来たからには外せないのでもちろんオーダー。
おしゃれでフルーティーな可愛い見た目と裏腹に、結構アルコールは強めに感じました。
お店に入る前に夫と「1杯いくらくらいかな~?20ドルか25ドルで、プラス消費税・サービスで30ドルくらい?」とか言ってたら、見事に裏切られました。
サービス込みで1杯S$44でした。完敗。
ロングバーの記事を書いているブログを見ていると、5年ほど前はS$31、去年はS$35、そして今はS$37。順調に値上がりしてます。
teetotallerは「禁酒者」の意味で、ノンアルコールの飲み物。
もちろん中身が異なるため、完全に同じ味とは言えませんが、少なくとも見た目はほぼ同じ(若干ピンク味が強い)。
わたしはアルコール苦手なので、シンガポールスリングもどきが飲めるのは嬉しかったです。
見た目だけでもシンガポールスリングを飲んだ気になりたいですしね。
ロングバーで有名なものといえば、もうひとつ。ピーナッツ(落花生)です。
各テーブルにピーナッツの麻袋が置かれており、好きにつまむことができます。
塩味が強めでおいしく、ついつい摘んでは食べ、摘んでは食べ、と驚くほど食べてしまいました。
食べたあとの殻は・・・そのまま床へポイ。
床に捨てながら食べるなんて、もちろん普段はできないのである意味快感です。
ちなみにこのピーナッツはラッフルズホテル内の「ラッフルズブティック」というお土産屋さんで購入可能です。
500gでS$18(≒1800円)。
シンガポールスリングのカクテルパックもあります。
ロングバーで乾杯!シンガポールを代表するシンガポールスリングをお試しあれ
一度は行ってみたい、ロングバー。
ここでシンガポールスリングを飲んだ体験は、思い出に残ること間違いなしです。
シンガポールのオシャレさを存分に味わってみてください。