シンガポールで投資を始めて5ヶ月ほど。
最近つい調べてしまうのが、米国株の上下に揺れるチャートではなく…「為替レート」です。
2022年2月9日現在のシンガポールドル/円の為替レートはこんな感じ。
ここ1ヶ月の上がり方が凄まじいです。このチャートが持ってる株だったらにっこりするところ。
(例えば100円を換金すると÷85.8でS$1.16になる。)
いわゆる円安ですね。(S$1得るために多くの円が必要。)
シンガポールで給料をもらってシンガポールで生活してるんだから関係なくない?と思われるかもしれませんが、実は日本でこれまで貯めてきた預金を海外送金しつつ、投資に充てているのです。
当時は投資に興味がなく、ひたすら貯金をしていました。
そのため、しばらく使う予定のない「生活余剰金」が日本にたくさんある状態です。
上がり続ける為替レートを見て、なんで12月あたりにもっと送金しておかなかったんだろう…と後悔してももう遅い。
いまはちょっと高いから下がったら買おう、と思っていたら一向に下がらず。
なんと過去5年で一番高くなっています。
いつ換えるべきか、と毎日気になって仕方ありません…。翻弄されていて良くないですね。
特に年明け頃から、チェックしている銘柄もものすごく下がって買い時が続いているので、買いたい気持ちと為替で損したくない気持ちがせめぎ合っています。
巷ではよく「ドルコスト平均法」というやり方をよく聞きます。
米国株などの海外投資を行っている人が、為替も含めて株価が上下するのは読めないので、日本円で毎月定額購入するという方法のこと。
これは特に投資初心者にはおすすめされているもので、感情を介さずに淡々と積み立てが行えるのが良いところとされています。
わたしもこれに倣って毎月×日に海外送金する、と決めてしまうのが良いのかもしれません。
初心者は自分でいろいろ考えてやろうとして、結局損をするというのはよく聞く話です。
やはり投資というのは感情が邪魔してしまうものだと痛感しました。
株価は今後の上がり下がりでどうなるか分かりませんが、為替は換金した時点で損した気持ちになってしまいます。
現在の85.8円/S$と、1ヶ月前の84.3円/S$では50万円送金すると1万円程度差がつく計算です。
また、上がってきたけどすぐ下がるだろう、という希望的観測のせいで、いつまで経ってもお金を移せず、証券口座にお金が入っていない今の状況を作ってしまいました。
なんだか反省文のようになってしまいましたが、同じことで今後つまづかないよう、書き残しておきます。
初心者マインドを脱却できるよう、適度に勉強し、適度に投資から距離を置かなければと思います。