一時帰国中の平日に訪れましたが、ものすごい人・人・人!
でも世界中で人気なだけあり、すごく素敵な映像作品でした。
日本では本日まで(2023年6月4日)となっていますが、シンガポールでは2023
年3月1日から2023年10月1日までやっているそうです。
ゴッホ・アライブ(神戸展)
ゴッホ・アライブは、芸術性とエンターテイメント性を兼ね備えた五感で楽しむ全く新しい没入型の展覧会です。これまでに世界で850万人を超える人々を魅了し、世界中で愛されてきた人気のコンテンツがこの春、オーストラリアからついに神戸に上陸。
(ゴッホ・アライブ神戸展ホームページより)
とある駅でポスターを見つけて日本でもやっていることを知り、終了間際の平日に訪れました。
アクセス(兵庫県立美術館)
「兵庫県立美術館」
駅から遠くて行きづらいのが難点。
会場のようす
とにかく人が多い・・・というのが第一印象。
平日の昼間にも関わらず、もうすぐ終了となるからか、お客さんはとても多かったです。
はじめの通路はゴッホの生涯と絵の解説パネルがずらり。
続いて入ったのは、「ファンゴッホの寝室」を立体的に再現した部屋。
日本では作品に触れるといけないそうですが、シンガポールの写真を見ると、イスに座って写真撮影している人もいました。
そしてお待ちかねの、映像エリア。
40分ほどの映像作品となっており、クラシックの名曲に合わせて360°映し出されます。
(カメラの都合上、1面しか写せていませんが、シーンによっては全面ちがう絵が映し出されたりしていました。)
時代ごとの作風に合わせ、曲の雰囲気も変わっていきます。
とにかく神秘的な「星月夜」や、まぶしい一面の「ひまわり」など、ゴッホの有名な作品も登場します。
絵画として見るよりも、拡大されて絵のタッチがよく分かるので、そこもおもしろいところでした。
ただ、身動きするのが難しいくらいの立ち見で40分間、前方にイスがありますが、そんなのも見えないくらいの人だかりです。
シンガポールでは寝そべって鑑賞できたり、VR体験ができたりするそう。
なぜかヨガもできるみたいです。
チケットや詳細はこちらから。
ゴッホ・アライブは美術館にあまり行かない層・エンターテイメント好きにオススメ
「没入型」の展覧会とされているだけあって、まるで絵の中に入り込んだかのような体験ができます。
一部では動く絵もあり、臨場感あふれる映像になっています。
わたし自身は美術館が苦手ということはありませんが、自分から見て回らなくても映像で全部見せてくれるのは新しいな、と思います。
言葉での解説がないので、「(頑張って)聞いている感・見ている感」が無いんですよね。
映像もおもしろかったので、40分の作品を2周しました。
人が多すぎて映像に集中できない、というのが唯一残念な点。
ポスターに載っているような、独り占めできるような雰囲気では全くありません。
床に映った映像もほぼ見えません。
ですが、シンガポールではもしかしたらそこまで混雑していない可能性があります。
2023年10月1日まで、ゴッホ・アライブはセントーサ島で開催中です。