日本では2023年6月9日公開の、実写「リトル・マーメイド」。
シンガポールではすでに5月から映画館で公開されていました。
実写「リトル・マーメイド」 あらすじ
美しい歌声をもち、人間の世界に憧れている人魚アリエル。掟によって禁じられているにも関わらず、ある日彼女は人間の世界に近づき、嵐に遭った王子エリックを救う。この運命の出会いによって、人間の世界に飛び出したいというアリエルの思いは、もはや抑えきれなくなる。そんな彼女に海の魔女アースラが近づき、恐ろしい取引を申し出る。それは、3日間だけ人間の姿になれる代わりに、世界で最も美しい声をアースラに差し出すことだった…。
シンガポールの映画館 Golden Village
シンガポールでメジャーな映画館「Golden Village」。
14箇所に展開しています。大きめのショッピングモールに入っていることが多く、前後でショッピングも楽しめます。
チケットの購入方法等はこちら。
The Little Mermaidは135分の上映、料金は通常価格S$11(≒1130円、S$1=103円換算)でした。
クレジットカードや決算サービスによって割引があります。
感想(ネタバレなし)
誰もが知っているストーリーなので、ネタバレも何もありません。
ディズニーの映画だけあって、歌が抜群に良かったのと、映像の魅せ方も素敵でした。
水中のシーンは特に美しく、思わず見入ってしまいました。
メイキングなどを見ていると、リアルを追求した映像というよりCGを駆使して作った映像というイメージです。
また、実写版のフランダーやセバスチャンはどうなってしまうんだろう・・・と思っていましたが、特にセバスチャンは出番も多くておもしろキャラだったこともあり、だんだん愛着が湧いてきます。
フランダーは・・・思った以上に「魚」でした。
いくつかの歌のシーンではコメディ要素をふんだんに入れ込んでいて、映画館内でも笑いが起こっていました。
セバスチャンとスカットルの掛け合い、「Kiss the Girl」の歌のシーンは、もう一度見たいくらい面白かったです。
ただ、残念ながら英語の歌詞はほぼ分からない・・・。
ストーリーを知っているためか、集中して英語を聞こうという気持ちより、映像を楽しもうという気持ちがメインになってしまいました。
時間が合わず英語音声・中国語字幕で観ましたが、英語音声・英語字幕のほうを選べばよかったです。
アニメとは大筋は同じですが、少し雰囲気が異なる箇所もありました。
実写になったことでキャラクターのイメージが違うということが大きいと思います。
アニメに思い入れがある方は抵抗感があるかもしれません。
ただ、映画としては良かったという印象です。
圧巻の歌声と、いきいきとした海の生き物たちの映像美は、さすがディズニーと思わざるを得ません。
日本で映画を観られる方は、ぜひ字幕で観ていただけると、歌の凄さを感じられると思います。