日本入国のときのまとめです。
4月末から5月にかけて、1年ぶりの一時帰国。
思っていたよりもスムーズに、不備なく出入国できたので、参考までにご覧ください。
【当日】日本・羽田空港にて(外に出られるまで3時間)
翌朝、日本・羽田空港に到着。早朝(5時台)にもかかわらず、人は多め。
シンガポール・チャンギ空港を前日の21:50発のJAL便に乗っていました。
事前に調べていたように、こんな感じで進んでいきます。
時刻通りに日本に到着したものの、30分程度?機内で待機していました。
その後、スタンプラリーのようなイベントが始まります。
※詳細間違っていたらすみません。また、あくまで今回の旅行に限った話であり、空港や時間帯によって多少の違いはあると思います。以下、写真撮影禁止のためイメージ画像での説明になります。
5:50 羽田空港到着、機内待機
※この間に心配な方はトイレは済ませておいたほうが良さそう。到着後1時間弱はトイレがありませんでした。
6:30 案内に沿って歩く
6:35 アプリの確認、スタンプラリースタート
歩いて行った先は長蛇の列で、空調があまり効いていないのか、会場は暑く感じました。
MySOSのQRコード、ワクチンの種類の組み合わせ、直近にいた国を確認されます。ひとり一枚、このあとのチェックリストになる用紙の配布。
ここでは複数の外国人、書類が揃ってないと思われる人たちがせっせと書類を書いていました。テーブルやイスも無く、地べたに座って…。何とも言えない気持ちになりました…。
※機内を降りたあと、はじめてのトイレあり。ですが一度列から離れることになるので、1人で並んでいる人は抜けづらいと思います。
7:15 唾液検査
容器を受け取った後、個別のブースで唾液を溜めます。梅干しとレモンの写真が貼ってありました。
7:30 スマホの設定確認
容器を確認してもらい、次の場所へ。
スマホレンタルブースあり(ほとんどの人は関係ないと思いますが)。
検査官が一人ずつ、MySOSの再確認と、スマホの設定から通知や位置情報がオンになっているかの確認してくれました。
7:40 質問票とワクチン接種回数の確認
3回接種(隔離なし)と2回以下(隔離)をチェックしているようでした。
7:45 唾液検査の待機会場
はじめての自販機があります。トイレもあり。
イスがずらりとあるので、座って待つことができました。
結果は、病院でモニターに受付番号が表示されるような感じで、自分の番号を待ちます。
待っている間、アナウンスが。
「♪452番、453番の方はお手荷物を全て持って、検査官にお申し出ください。」
これ、絶対陽性だったやつ…。ご愁傷さまです…。
8:25 唾液検査、結果通知
表示されたら出口の列に並び、陰性の紙を渡されて、スタンプラリー終了。
晴れて入国検査、荷物受け取り、税関検査を受けるという通常ステップに進むことができます。
8:35 入国審査
無人ゲートが便利です。一時帰国で免税のお買い物のため入国スタンプが欲しい人は、無人ゲートの先で押してもらえます。
8:50 荷物受け取り、税関検査
スーツケースをピックアップしたあと、税関検査へ。
税関アプリを事前にインストールしておき、申告書を作っておくと便利ですが、その場で紙を書いても大丈夫です。手荷物検査はされませんでした。
※国内線乗り継ぎの場合でも、ここでスーツケースを受け取る必要があります。
すべてクリアすると、ついに外に出られます!
入国エリアを出てしまえば何の区別もないので、自由です。
かかった時間は、飛行機到着から約3時間ほど。国内線乗り継ぎを余裕みて5時間後にしておいて正解でした。
【当日】日本・羽田空港から伊丹空港へ(国内線乗り継ぎ)
羽田でターミナルを移動し、チェックイン。
知らずに苦労したのは、無人チェックインの機械では「国際線からの乗り継ぎの人」は国内線のチェックインができないということ。
無人チェックインエリアでは、スタッフの人数が足りておらずなかなか捕まらない。何でエラーが出ているのか分からないまま、結構な時間を使ってしまいました。
その後、有人のチェックインカウンターに行き、無事チェックインできました。
朝食を食べたりしていると、あっという間に国内線の搭乗時間に。伊丹空港に着いてからは、関西の地元の空気を存分に味わいました。
感想
1年前のコロナ禍での日本→シンガポールのフライトを考えると、書類は少なくなったものの、日本入国はまだ改善の余地あり、というのが正直なところ。
それぞれが丁寧に実務をこなしているものの、スピード感に欠けるというか、無駄な(繰り返しの)確認が多いというか…。何のための事前登録(MySOS)なのか、と思ってしまいます。
チェック項目を順にこなしていく、スタンプラリーのようでした。
わたし自身も公務員なので、現場の苦労はよくわかります。感染リスクがある中、水際で仕事をしている人たちへの感謝の気持ちもあります。
このチェックの多さも、管轄が異なる場合、各省庁で(紙媒体の)データが必要だからなのではないかと。基本は厚生労働省がメイン、誓約書は外務省の管轄、など。
他省庁と旅客の情報共有なんてほぼ出来ないでしょうしね(実際はどうか知りませんが)。
観光客にはまだ開国していない日本なので、なんとか3時間くらいで終わるスタンプラリーになっていますが、旅客が増えるとパンクしそうな感じがします…。
後日書きますが、シンガポール入国はとんでもなくあっさりしていて驚きました。